ライゲン倒したばっかりだってのにしみったれた空気はいりません! とばかりにリィンと主人公のカップル成立化を皆で囃し立て。あ、お邪魔虫は退散しますね~とばかりに主人公に一言言いつけながら、一端基地から出て行きます。平和だの、お前ら…。
しかもリィンもリィンで結構それにノるし。案外、チャンスがあったらしっかり確保するタイプなのね、お前。それとも主人公のせいでそんななりふり構わない性格になったのか。
と言うわけで、売り言葉に買い言葉的に主人公から「俺について来い!」の台詞を引き出したリィン、ご満足らしいので皆を基地に戻して、ちゃっちゃか生命の塔に行くことになりました。振り回す側に見せておいて、結局尻に敷かれてるな主人公。
そんな感じで生命の塔探索開始。
魂シリーズ経験者にはお馴染みの無が恐ろしいほど弱くてショックでしたが、姫やミュウはあんまり気にしない模様。割り切ってるのね…。
今何階ー? 12階ー。じゃ15階で一端引き返すかーなんてなことを言いながら遠足気分でいましたが、頂上らしい広い階層に出ると、う、お、おお…?
闘神様堂々のご登場! ああ出てくることは結構前から確定でしたけど、こんなところでいらっしゃるんですか闘神様!
「塔の守護者」として最強の可能性はこいつしかないよな、と納得する姫の説明に納得しながら、なんだか胸がざわざわするらしいミュウが頑張って闘神様から何か聞きだそうと腕力で攻め寄ります(比喩表現)。しかし、結局それは闘神様本人に非ず。一言も喋らないまま、偽闘神様は消えてしまいましたとさ。
しかし影なき存在つーことは、世界の卵でさえ闘神様を引っ張り出すのは難儀したってことか。…世界の卵よ、闘神様にエンディア産キノコを山ほど持参してお願いしたら、きっと重い腰を上げてくれたんじゃないんかしら…。
とにかく闘神様を倒したものの、生命の塔としてはここが頂上でFAっぽい。
じゃ、太陽に行くにはどうすりゃいいのさ? という問題が出てきましたが、ここでゲートマスター・リィンの腕の見せ所。
太陽に行くにはゲートで行けばいいんですよ! つーことで吹っ切れリィン、太陽内部までのゲートを開くことが出来ました。
太陽内部に入ったご一同。なにこの書き割り~ときょろきょろしてると、リィンと同じく片目の男の子発見。こんなところにいる子なんだからきっと只者ではないんでしょうが、帰って、とつれない反応。
詳しい話を聞くと、どうも少年は「世界の卵」のパーツなんだとか。この辺の説明は相変わらず分かり辛い…。説明台詞の難点よのう…。
ともかく、「世界の卵」の機能の一部であり、可能性をひょいひょい取り込む能力を持つ少年エンディアは、すっかり腐ってしまった「世界の卵」がすっかり嫌になったらしく、「世界の卵」を破壊してくれる人物を求めて今まで結構奮闘した模様。その奮闘した結果が、ナイツだったりリィンの血筋だったりしたみたいです。
それで今度もナイツがやって来た訳ですが、今回も結局「世界の卵」の破壊なんて無理なんでしょ、と厭世入ってるみたいなので、んなことねーよここで無理んなったらこのゲームの意味ねーよ、とばかりに(最後のは言ってません)皆で「世界の卵」から少年を引っぺがそうと頑張り。しかし主人公、ガッツ系な台詞吐いてますが、急に言い出した感が強すぎて正直似合わねーと呟いてしまいましたよ?
とにかく「世界の卵」から少年エンディアを引き剥がし、一つの生命として自立に成功させた主人公一行。エンディア引き剥がしたせいで「世界の卵」が怒ってる! つーか可能性が戻る余波に巻き込まれたら余韻も何もないから一端基地に戻るよ! ということで今度はちゃんと杖に基地の情報を入れていたリィンがきっちり皆を移転させ、エンディアが「世界の卵」との繋がりを失い自由となった我が身に衝撃を受けつつ号泣。
まあ泣くまで好きにさせておくべ、と主人公になだめ役を押し付けて静観するナイツの面々でしたとさ。
エンディアに促されて、帰り道を教えてもらうことに。てか太陽でした。やっぱりここしかないんだそうで、それについて主人公とリィンがもめてるとデバガメーズがなんか言い出しましたが華麗にスルーして、リィンにゲート開いてもらうことに。
しかし、開こうとしているところで「世界の卵」がなんかコピー品出してきましたよ!? どうもエンディアを力ずくで引きとめようとしてる様子。
一戦目はウルりん、グレイヴ、沖田。ウルりんが「みんな、気分悪いって言う割りには手加減しなかったよねー」と拗ねてるのに対しカレンが「気のせいよ」と言い出して吹いた。気のせいか、そうか気のせいか…。
二戦目はグロラン主人公勢。ティピの「こいつは呆れるくらい苦労して世界を救った奴なのに、奪うしかできないお前がこいつの真似なんかするな!」的な台詞が泣かせる。つーか妖精とのやり取りが短いながらにも和む。
三戦目はオリキャラ二人組み。リィンの独占欲と言うよりも、開き直りっぷりが新鮮。
そしてこれで終わり! と言い出してええ!?とキョドるプレイヤー。
だって四連戦って書いてたよ!? 何お前ら三連戦で打ち切ってるんだよ!!と焦りましたが、ここでお別れか~とかしみじみしてる連中の前に空気を読まない「世界の卵」が登場して一安心。
いやむしろ皆が空気読んでないんだよ、ラスボスいるのくらい分かってるだろお前ら元の世界でも似たようなことやってきただろ。
というわけで、しつこく追ってくる「世界の卵」に主人公が挑発開始。オリジナルの二人を持ち逃げして、お前は今まで奪ってきたツケを払って一人でさもしく篭ってろ、と言い放ち、襲ってきた「世界の卵」を返り討ち。
ラスボスらしくいい感じでキモかった「世界の卵」が微笑ましいです。なんか能力と言い、言動と言い、デザインと言い、千と千尋のカオナシ思い出すなあ。
とにかく「世界の卵」を倒したナイツご一行。これでようやく正式にお別れ、ということで各々世界ごとに一言残して世界に帰っていきました。小雪さんいてスノーたまいないのはなんでー。
最後に主人公一行が元の世界に戻ってくると、リィンとエンディアも一緒に連れ込み。…ああこういう展開か。
それを知らなかった下駄眼鏡がハイテンションではしゃぎまくり、リィンとエンディアを入れた主人公の日常が戻り、けどちょっと楽しくなったところでおしまい。
しかし最後のシメの「戦うことを知った少年たちの戦いは、これから始まる」とか何とか言うあのモノローグは必要なかったんじゃないのか。
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