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小田巻蒸しうめえ!:Minoritenとこの


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小田巻蒸しうめえ!

 次書く時はクリアしてからと決めてましたがここまで遅くなりました。とりあえずまずは一週目。
 次週に引き継ぐキャラは各素質平均100前後。装備ごと引き継げるの知らなくて装備適当にしてたや…お陰で二週目に入ると引継ぎキャラのダークエンジェルが本持ちで使えない事態になった。
 攻略的にハマってきたのでずるずるとここまで遅くなりましたが、ラスボス自体はあんまり強くなかった気がする…。固有キャラ全員レベル50くらいで普通に倒せました。個人的に役に立ったように思うのはフィオラ。騎士団面子は一人も使いませんでしたゴメンネ!

 現在の進行状況はトスカにおとといおいで! って啖呵切られたとこ。引継ぎした三人で悠々倒せるからようやくカイン君使えるようになっても空気に等しい状態。エンジュなんてチュートリアルの戦闘以外一度も使ってないし…二人ともごめんね(´・ω・`)

 とりあえず詳しいストーリーは以下ネタバレ。
 フィオラとアニキが仲間になりました。
 フィオラはおずおずとカインの服の袖が綻びてると指摘し、カイン君があんまりにも普通に接してくるものだから安心して直してあげようか? と提案。家庭的なもの全般が得意なフィオラではありますが、ここではその道具もあまりないし…と言われたのでカイン君がそれじゃあ取り寄せるから自分のために作ってくれない? と逆提案。
 私なんかが作っていいのと聞くフィオラと、手編みのものを身につけたことがないカイン君。両方とても嬉しそうなんだけどその過去を慮ると軽く泣けるぜ…なんという薄幸組。
 しかしフィオラとトールのイベントがないのが寂しい。盗賊団も三人揃ってのイベントもないし、連鎖イベントはプレゼントイベントだけなのかなあ。シナリオライターの腕が確かなのもあって、イベントに対して貪欲になっちゃうんだぜ。
 続いてのアニキはやっぱりと言うべきかマイレンさんのことについて。自分たちの前では本当に優しくて父親のような存在だったと語り、いい面だけが浮き立たされるように暗示をかけられたのかもしれないけど、それってもとはマイレンさん自身の中にあった感情だから、やっぱり悪い人だとは思えないとアニキ。自分のことをカインと呼びかけることもたまにあり、やっぱり息子のことを愛していたんじゃないのか、と。
 そのことを伝えてくれたアニキに感謝するカイン君。僕は父さんに振り向いてほしかったんだなあ、と告白してくれます。
 …なんかなあ。けどなあ。姫がカイン君に「親父はお前のこと愛してたって!」と言うイベントもそうですけど、マイレンさんのカイン君への気持ちは最期の台詞が見事すぎて、他のキャラが後押しする系のイベントは蛇足に感じちゃうんだ。SFシリーズで培った妄想力のせいか、あの台詞で満足しちゃったから普通は必要なのかもしれないけどーどー。
 あともう一つはアニキがオラシオンに喧嘩売るつもりがいつの間にかアドバイスになっちゃってたりな。アニキかわいいよアニキ。愛に生きてるよアニキ。
 それからプレイヤー的に次週を意識し始め、ついに三年目の十月、ワギン城制圧。同刻、ファウザーさんも魔神復活完了。
 他の二人の姫の血を吸った剣をマイムシャーンの胸に突き刺し、マイムシャーン覚醒。と同時に魔神復活。マイムシャーンの体を乗っ取った形でオメガジーンが現れるようなので、ヘルズジーンみたいになんぞ体があるわけじゃないみたい。だったらどうやってマイムシャーンのお母様は血に魔神を封じたのん?
 ファウザーさんは冥界の友に向かって喜びの声を挙げ、ファウザー軍は魔神軍へと変貌。ワギン城から通ずる唯一の道に現れた封印の間から民草に恐怖を振りまくオメガジーン。
 そしてそれを知ったモーリア姫、カイン君たちに魔神復活を告げ、いよいよカイン君たちが乗り込むことに。
 固有仲間一人一人が各々の心情を語り、引き締まった表情を眺めながら自らも準備をするカイン君。その表情に最初の迷いも弱さもなく、ただこの国を守ろうとする強い意志だけが残っています。
 そんなカイン君に何か言葉を投げかけようとするモーリア姫。お、ここで告白…? と思わせておいて流石に空気を読む姫。うん、ここで告白したらカイン君死亡フラグになっちゃうからね。
 そして遂にカイン軍突入。戦乱と恐怖に枯渇したマイムシャーンとファウザーが筋肉質なザコを連れて迎え撃ちますが、魔剣装備した我らに恐れるものは何もなし、とばかりに特攻。まず一番最初に殺ったのがマイムシャーンでした。マイムシャーンが精神無効でファウザーさんが物理に強いからバランス型が吉ですね。
 そして全滅させるとそのままあっさり魔神を倒したー! と喜ぶ皆。今まで出た犠牲に悲しそうなカイン君に仲間たちがねぎらいの言葉をかけていい話だーな雰囲気。
 一方のファウザーさんたち。ファウザーさんも普通に生きてます。とりあえずオメガジーンも倒されたからここで一端撤退するわ、と次なる計画に割り切るファウザーさんとバッソに、茜が私はここにいますと宣言。
 バッソが魔族差別がないからか、と茶化し、ファウザーさんがお前も人間に復讐したいんじゃなかったのか、と尋ねるも、茜は痛ましい表情でそうじゃないと否定。人間に復讐したい気持ち以上に、自分を救ってくれたファウザーさんに仕えたい気持ちが強く、傍にいればそれで良かった茜。今のファウザーさんは自分の好きだったファウザーさんではない、この国で平穏に暮らせるとは思わなくても、せめてもの償いをしたいと必死で自分の正直な心情を話すと、ファウザーさんは少し寂しげに、「私は変わってしまったか?」「……はい」
 そしてファウザー軍、ここに解散。なんかもの寂しいなあ…。
 勝利に酔いしれる皆からこっそり離れるようにしていたモーリア姫。マイムシャーンとして起き上がったマイムシャーンにご挨拶をした後、二人で再び封印の間に向かいます。
 エンジュとカイン君も駆けつけ、再びマイムシャーンを封印するのを見終えると、エンディング。
 テロップが終わるとモーリア姫がカイン君にこれからを語ります。今までのんびりやってきたけどそれも無理でしょう、と眉を潜めると、カイン君がきっぱりとならまた戦えばいいと宣言。頼もしくなったカイン君に、これからずっとそばにいて欲しいと笑いかけ、エンド。

 ……一枚絵が欲しいとか言ったら無理なのかな。それやったら中村さん死んじゃうかな。
 けどエンディングに種類揃えてると言う割に始終この手の会話だけで終わるのは寂しいぜ。エンディング絵よこせとまでは言わないから詳細なラフ集をエンディング後解放、おまけモードで閲覧とかどうよ。
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