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予想が当たったような当たってないような:Minoritenとこの


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予想が当たったような当たってないような

 まあ当たったっちゃ当たったな。
 つーわけで漆黒のシャルノス、深夜二時まで頑張って二日でクリア致しました。友達の結婚式当日までよくやりますね。正直クリアした夜は興奮して三時くらいまで寝れなかったよ。
 てか二次もう着手してますっつったら管理人さんのフオオー! 具合がよく分かるかと思います。
 そんな具合で感想。ネタバレありだけどまあがっつりではないようにします。


 あとweb拍手でこまめに送ってくださってる方、本当申し訳ないです…。拍手の方も書いてます。一気に書き直したからまた一からですががが。
 正直、桜井ゲーは私にとって買う買う詐欺(買う買うと言いながら買わない)の常連作品だったわけで、初めてプレイさせて頂いたことになるんですけれども。
 いやあ…うん、上手いことやりやがったな畜生ってか。めてお茗荷屋は個人的に剛速球な上にできねえよこんなん! な技術の魔球なんですけれど、この方は技術と戦術で不意打ち突かれていつの間にやらバッターアウトって感じ。
 エロはエロくないし、巧みな物言いと思う箇所もないし、ストーリーも言わば王道。しかし逆転の発想と、油断してるところに「んあ?」と思わせる手段に長け、その上で一気に人の心を引っ張る。ストーリーの中から確実に言葉にできない言葉を伝える。やーしてやられた…。
 泣きはしなかったけど、物語に引っ張られるしキャラに愛着持つし反動でのほほんしようよギャグしようよ! って気分になるし、何より私が一番弱い「お前らもっと幸せになりやがれよ!」がこの作品にも強く感じられたので、全面的降服と言わざる終えない。
 ええ、不満はあっても名作ですとも。

 セレナリアやインガノックから繋がる身内感覚を味わえないのはシャルノスから入った人間にとっては多少不満はありますが、桜井女史は「ぼくの考えたちょうつおい○○」的な設定厨じゃないのでセレナリアとかインガノックにも手出しせんといかんのかしらーと思わされる。
 てかガイドブックとかファンブックとか出ようよ…出してくれよ。FC専用冊子でアフターストーリー連載してくれよ。




以下ガチネタバレ箇条書き


・サブタイトルまんま過ぎて吹く。
・華やかで軽やかだと思ってたけど予想外なまでに硬派でした。マジでゴシック体くらい硬派。
・シャルノスが出てきた上にクライマックスのシャーリィのアレの時点で脳内にウテナのOPが流れた人は僕と握手。
・情愛による救済ではなく、博愛による救済でしかも男女逆なのが着眼点面白いなあ。
・しかしモラン、ジェーンのMに対する姿勢はメアリとやはり明確に違うんすよね。モランやジェーンはMの思考を想像や諦念の範囲に任せきりだけど、メアリはMの心や思考をストレートに知りたがる。
・つうかぶっちゃけると前者は自己満足で、後者は意思疎通を求めている。確かに何らかの関係を持つためには、相手を知ろうとする姿勢は基本だから、メアリは非常にシンプルなことを武器にした女の子だなあと感心。
・「諦めない」こともメアリにはシンプルながらとにかく強い武器ですが。
・どんだけ外的要因が強力でも意志が弱い方が負けなのよ、てのはやっぱり王道要素。
・どっかのサイトさんで最近よくある「特殊な体質で無力な男の子と、その彼を守る特殊な能力を持つ超人的な女の子」の性別逆版だよね、との指摘がありましたが言いえて妙だと思う。
・その手の話は守られる男が戸惑ったり迷ったりばっかりでもっと努力しろよ足掻けよってイラつくんですが、シャルノスはメアリが非力な女の子であるのと同時に、恐怖して泣いて痛い思いして後悔しそうになって、と様々な感情を伝えてくれるからイラつかないどころか頑張ってと応援してしまう。
・むしろメアリが特殊能力を持たないからこそ感動するお話。
・しかしMのツンデレな厨設定ヒロインぷりは何だ。ただのツンデレな厨設定ヒロインなら笑い飛ばして済むのにこの萌えっぷりは何だ。
・おまけのラフ画が伏線になってるとは思いませんでした。特にモランとM。
・最後のメアリとMのアップで三年戦えます。
・特にMのアレは、個人的にもぬすごい破壊力でした。
・ラフの時点では何も感じなかったのに…悔しいっ!(ビクンビクン)
・体験版の時点でMとメアリにはくっついて欲しい派。けどくっつかなくてもそれはそれで納得するよ派。
・しかしメアリかMが後々誰かに恋愛感情を抱くとしたらMかメアリじゃないとゆるさないよ!
・お二人にはシャーリィが呆れるくらい長く「友人以上恋人未満」な関係でいて欲しい。そうしてゴロゴロしたい。
・てゆかメアリがMと関係持つとしたらラストのモランエロみたいなことになっちゃうのかなあ。
・つまりMは触手じゃないと興奮しないタチだから普段はマグロなんですね。
・クトゥルフカップルは和み要素なんで正直Mとメアリほど悶絶はしないのよね。
・しかしいつアーシェにMとの関係がバレてプチ修羅場る展開になるかなあと待っていた。
・そういう意味ではアーシェは良い誤解をしてくれた。おいちゃんは正直、そうなって欲しかったのよ。
・シャーリィは予想してた通りだったのである意味満足。
・誤解を恐れない言い方をすれば、プレイヤーに最も近い方向でメアリを愛してるよね、シャーリィ。
・ホームズとメアリ会わなかったね…Mとアーサーも会わなかったね…。
・FC特典ではザックとメアリの会話があるらしいから買っちゃおうかしら。
・チャーチルの小物っぷりは予想外でした。だがそれがいい。
・正直、ベルが声入れるまで必要なキャラだったとは思えない。
・もっと男キャラにボイスをですね…!
・つうか、HPのキャラ紹介で書かれてることを全部ゲーム中で見せたサブキャラっていないんじゃね…。
・けーこちゃんどこよけーこちゃん。
・個人的には2章終わるごとのあのくるくる回るムービーがなんか見てて恥ずかしいので飛ばしてしまう。
・九章の怪奇怖いよ九章の怪奇。
・おまけとラフはフリーダム過ぎるので、あれを見ると二次創作が許される気分になって心強い。
・つうかてめえのマドンナの自慢するならまず恋人になってから自慢しろよと言いたいあいつらには。
・絵師さんに最も愛されてるのはへたれチャーチル。それだけは間違いない。
・メアリはフェロモン振りまく全対応型弄られキャラ、シャーリィはマイペース毒舌家(しかし計算入ってるので天然には勝てない)、アーシェはシナリオと相違が一番ない。
・モランのあるじ好きっぷりには大変笑わせて頂きました。ロリショタ版だともうそれ変態入ってるよ!
・シナリオでは真面目かつ硬質に一人上手ってるからツッコミ入れ辛いんだよな!
・Mは対モラン用に「沈黙ツッコミ」を習得してる気がしないでもない。それはモランも同じか。
・うちのPCだとよく見えないんですが、ジェーンが裸体で愚痴ってるシーンの隅のメアリは同意してんのかしらん。だといいな!
・Mは真実を見通す黄金瞳のメアリに導かれた形式ではあるけど、あのエンディングムービー後はメアリがガキの頃から興味を持っていたと考えていいんでしょうかね。
・囚われのお姫様は助けを求める相手を無意識に選んでいたってことなんかすら。
・つうかラフ多そうなんで本気でガイドブック欲しいんだぜ。ハリーハリーハリーハリー!
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