バイト疲れが結構残ります。そして今日もバイトです。シナリオどころかブクマ巡回すら満足にできない。IF系サイトはなるべく優先させてるけど。そんで金曜ぐらいに某さんとこでスペリングのバナーが画像切れなっててクリックしたら非表示。鯖落ちかなーけど今までそんなことほとんどなかったよなーと思った翌日、閉鎖を知って結構orzとなりました。お疲れ様でございました…。
次にHPのほう更新する際にでもバナー外そう…。そういえばエイプリルフールに出した燃魂のシナリオ、再掲載したほうがいいんかしら。何かしら反応いただきたい次第。
とりあえずPCの前に座れない時間は結構あるので読書がさくさく進みますヨ。ゴフ。
そんな感じで高校の友だちから借りた「博士の愛した数式」の小川洋子氏の「薬指の標本」と前から気になってたリラダンの「未来のイヴ」を読破。
「薬指の標本」は前評判(というかその友だち曰く)「フランス人が好きそうな(実際映画化される)お耽美小説」とのことでしたが、個人的には標本フェチな男の物語でした。読んだ余韻は初めて江國香織読んだ時を思い出す。
「未来のイヴ」は大胆にも当時生きていらしたエジソン(作中表記は「エディソン」)をモデルにして作者が言いたい放題、超リアリスト的に当時の恋愛について語ってみた感じ。面白いことは面白かったけど、演説長すぎて一頁そのキャラの台詞とかザラにあるので思想をうだうだ言い出すんじゃねえ、という方には合いません。つーか、あの構成はやられた…とっとと進めとイライラしてたら、あのオチのためにあそこまで細やかに書いてたんだなと後に納得。見事リラダンの手のひらの上で踊らされましたよ。
ちなみに「薬指の標本」貸してくれた子にユイスマンスの「さかしま」貸す予定。言うなれば、当時の放蕩貴族のヒキオタニートの生活を赤裸々に綴ったようなもん。シュルレアリズムに傾倒する青年たちの憧れだったらしいですよ。今で言ったらヲタ界のカリスマか、電波男の生活か。…それが澁澤訳で綴ってあるんだから凄いよなあ。
しかし、ああいう真面目系を読んだりシナリオ調整でも書いたりしてると、むらむらと頭の悪そうなエロネタとかアホなネタとか書きたくなる。とりあえずネバーランド歴代外道ナンバーワン決定戦とか脳内で無意識に構築してる辺り、自分のヤバさが身に染みます。
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