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ウオオー親子ウオオー:Minoritenとこの


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ウオオー親子ウオオー

 ネタバレになるからここでは避けるけどジーンの親子がじわじわツボに入ってきたよ!
 あの親子好きすぎる。つーか親のツン具合がたまらんすぎる。小さい頃にもっといちゃいちゃ(性的でない)してたらいいなとか親が超子煩悩なパラレルあってもよくねとか色々浮かんでくるよ。つーかなんで親だけ仲間にならんのギギギギギ。
 けどジーン自体はオススメし辛いんだよな…IFユーザーなら全然大丈夫だけど、何せリセットゲーにも関わらずロードがないのが悔やまれる。SF時代は探索の時だけロードすれば良かったけどジーンは毎ターンロード必要じゃないか。
 …まあそれまでの佐藤作品はどれもロードを頻繁に使うようなゲームじゃなかったからなあ…。けどこんだけやりこみ要素あってロード付けないのは頂けないよ。なんかギャルゲでギャラリーモード付け足さない理由に「一枚絵出てきたところでセーブしとけばいいじゃん」って言ってるようなもんだよ。

 関係ないけど先日某さんに竜と拳銃のエロゲでやっぱり私の好みくさいカプについてドツボだろうな的なこと言われました。あがががががが。
 けどエロシーンで狙いのカプのいちゃ甘いのがありませんぐぎぎぎぎぎぎ。
 夏コミテレカの好みのカプの表情が眩しすぎるよ…。
 プレゼント話続き。ジルバに女の子に贈り物するときってどんなのがいい? と訊ねると「なんで?」と逆に聴かれて密かに焦るカイン君。たとえばの話だよ…と言うも、ジルバも趣向やなんやらで一概にこうとは言えませんなあ、けど自分が欲しいものを相手にあげるのが妥当では? と聞かれ再び唸る羽目に。
 と、そこでルナカン登場。今一番欲しいものはなんですか? と訊いてみると「鍛えられた肉体! 何事にも動じない精神力!」と来てジルバと二人、聞く相手を間違えたねと反省。
 結局真珠の髪飾りを購入したカイン君、モーリア姫にプレゼントすると、モーリア姫は喜んでくれました。何よりも、カイン君が自分のために真剣にプレゼントを選んでくれたことに。
 冥界軍の存在についてまだ謎が多い印象が強いカイン軍。一体何者なのだろうと唸っていると、茜が颯爽と登場。憎まれ口叩きながらも冥界軍について教えてくれました。
 冥界軍の主な面々は冥界王ムゲンを称えるムゲン教徒たち。彼らはオメガジーンが冥界王と対なす破壊神であると知ったため、オメガジーン復活を阻止せんと上陸した模様。
 それじゃあ僕たちと目的は一致してるね、とカインがちょっと喜ぶものの、茜はあいつらを信用するなと釘刺し。何故ならムゲン教徒たちに他者への慈悲など一欠けらもなく、手を結べばオメガジーンを封印も解放もできる姫を殺すだろうとのこと。
 まあそんぐらいしないと信者じゃねえよな、と思っていると、その情報に身を引き締めたカイン君、情報料代わりに以前拾ったネックレスを返します。
 驚きながらもそれを受け取る茜、やっぱり母親の形見とかそんな展開でした。ふん、とつれない返事で退散する茜に、礼儀がなってなーい!と怒り心頭なエンジュ。けどツンデレを熟知しているカイン君は、茜が喜んでいたことをしっかり感じ取っていましたとさ。…まあなあ、マリエ相手に普通にやり取りできてるんだからカイン君は柔軟だよ。
 と、次のターンにやっぱり来たよ。イーライさんが使者としてカイン軍に登場し、同盟を結ぼうとするもカイン君はとっても慎重。民の安全を確証してくれますか? と聞くと、姫を渡せば聞かんことはないよ、とやっぱりな反応。
 殺す気なら渡せない、姫は民の心を支えてくれる存在ですから、と一蹴すると、交渉決裂。イーライさんがステキな表情でムゲン様に会わせてあげる発言。
 魔天団の領地を占領すると、このまま安全にいけばいいですけど…と浮かない顔のエンジュ。そうはいかないよ、と木の上から見物に来ていたらしいトールが登場。
 お前らは王家の味方が正義なんだろ、と言ってくるトールにカイン君はそんなのわからないよ、と正直に答えます。それよりもカインにとって気になるのは、トールのあまりにも純粋に皆を背負うと言い切っている点。カイン君は軍を背負うのが怖くて怖くて仕方ないのに、躊躇ないその態度が不思議なようです。トールとしては、ただ今まで辛い目に遭って来た仲間たちを守りたいからこそ戦っているようですが。
 けど僕たちはもとの平和を取り戻したいから戦っているんだよ、と言うカインに、「もとってことはお前も結局王家の味方じゃないか!」と捨て台詞を吐いて逃げ去るトール。
 そんなトールを知ってか知らずか、浮かない顔のフィオラがカンパニュラにこんなことしてていいのかな、と疑問を投げかけます。フィオラにとってトールは弟のような存在だからこそ、これ以上傷付かれるのはもう嫌だから。
 けれどカンパニュラはトールの実力に陶酔している様子。無力な奴らを見返して、実力のある俺たちがこの国の覇者になるんだ、あいつは王にふさわしい、となかなか野心的。その心の中までは考えてない辺り、程よくネバーランド向きだな。あの大陸の魔族は完全実力制だから自分がどこまで通用するかやってみるのもいいと思うヨ!
 もう一ヶ所制圧すると、トールを呼び出し説得することにしたらしいカイン君。王家が何故彼らを迫害したのかその理由と、この戦いが終わればその差別の意味がなくなるからもう君たちは平気なんだよ、と詳らかに知らせます。
 けれどトールは、そんな国民が知りもしない魔神の存在のために差別されたなんて理不尽だ! と憤り、立ち去ろうとします。けれどそこに現れたモーリアの正直な言葉に動きを止めるトール。
 揺れる彼の心を見越したかのように、カンパニュラがカイン君とモーリア姫に奇襲。彼の望みは自分を迫害した人々に対する復讐。ゆえに今までのことをなかったことに、なんて甘すぎると吐き捨てます。
 そんなカンパニュラをトールが制し、カインに問いかけます。こんなふうに自分たちは素手でお前らを殺すことができるのに、迫害しないと誓えるのかと、怖くないのかと。それは君たち次第だとカイン。大体お前らが平和にするためとか言うけど、魔神に対し勝算はあるのかと問うと、正直わからないとどこまでも素直なカイン。
 トールたちの気持ちがわかるだなんて安易なことは、嘘になるから言えないとの精一杯真摯な対応に、トールは信じる気になっているようです。
 仲間を守るために戦いを続けるのもやめるのも君次第だ、と告げるカインに、トールはカンパニュラを連れて仲間たちのもとへ帰っていきました。
 天魔団のターンになると、トールが仲間たちに解散を言い渡しました。これ以上戦いを続けて仲間たちを傷つけたくないからこその発言に、人間の言葉にほだされたかと取り乱すカンパニュラ。トールはお前たちを守ると約束したけれど、復讐の手助けをするつもりはないときっぱり。
 どうせお前は迫害されたことのない、根っからのこの冬山生まれだからな、とトールを罵るカンパニュラはそのまま姿をくらませました。…もう、お前、本当にネバラン来いよ。実力主義社会味わえよ。
 そして解散をトールからの書簡で知るカイン君。これ以上彼らと戦わなくて済んでよかったですね、と喜ぶエンジュに対し、カイン君はこれが自分たち迫害する側を許したわけではないだろう、と冷静に書簡を見据えていました。
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