乗っ取られた真エムニートを壊滅させてくれたことに対し、改めて礼を言うジュレイ。しかし俺の戦いはまだ終わらせねえ、ファウザーを倒して王になるためにも修行に行ってくぜ！ と意気揚々つーか反省してんのか本当にお前は。
それに慣れて「あーあ」な感じのゼン君はともかく、とうとう呆れ果てたエンジュが盛大にツッコむとようやくそこでエンジュが目に留まるジュレイ。ジュレイの好みは気の強い女、つまりジュレイはマゾヒストでぺんぺんツッコミ入れられたいのね。
ファウザーを倒した暁には二人で王国を作ろうぜ！ と言うが早いが驀進していっちゃいました。必死に追いかけるゼン君と、取り残され唖然とする二人。
ファウザー軍では茜とバッソ。お前らなんだかんだ言って仲いいよな。
オメガジーンはどんなものなのか？ と疑問に思う茜に、姿はないんじゃないかとバッソ。オメガジーンは戦乱を引き起こす力そのもの、故にもともと具体的な存在はないと推測しているようです。
そんな姿さえもない得体の知れないものを、ファウザーさんが制御することはできるのか不安な茜。しかしバッソはファウザーさんが王を殺した凶器がシャノン(男と確定)の形見の剣であり、それを使えば魔神を解放も封印もできる王家と同じ力がその剣に宿っていると知っているので理屈の上では大丈夫なんだろう、と平気な顔。それを聞いて安心する茜に、しかしバッソは意地悪な顔。この国をファウザーさんに攻めさせることになった元凶の人物の形見が、この国を救う唯一の武器でもあることに。
それに、大体――王家の血に濡れていようが、たった剣一振り。それしきで魔神を操ることができるはずもない。
カイン軍ではカイン君が以前売りに出そうと思っていたお父さんの本を前に深刻な表情。父は自分を憎んでいたのか、これは処分すればいいのか、それともこのまま置いて自戒にすべきなのか。妖精さんに言えることはただ一つ、お父さんはカイン君のことをとても愛していたのだろう、というくとだけ。…まあ、この辺は明確な答え出てないけどさ、私もお父さんツンツンツンヤンデレ説に一票入れておきます。
つーかマイレンさん偏屈な親父過ぎる。なんかこれ一段落したらマイレンツンパパとちびっ子カイン君のいちゃいちゃを書きそうで怖い。というかマイレン×カインで多分イケる自分が怖い。
そして遂に冥界軍登場。宿敵オメガジーンを倒すわよう、おー！ までは微笑ましいが、この国ごとぶっ壊すわよう、おー！ はちょっとさらっと流しすぎてて吹いた。まあムゲン狂信者っぽくて全然いいんですが！
そして遂にお姫様発見！ 騎士団の面子の誰か一人を仲間にして探索させたらイベントありますんで。うちはちなみにルーファスでした。
いかにも怪しくひっそりとした洞窟があるのでここではないかと当たりをつけるも、封印の魔法が利いてるせいでどうしても進めない。妖精さんがここは私が！ と封印を解き、さて三姫確保したから行くぞー！ と言ってるとやっぱりバッソ登場。お前、ファウザーさんより働きすぎ。
なんとかモーリアの体は取り戻せましたが、バッソが予防線を張っていたので他の二人は再びどこかに連れ去られていきました。ついでにこの際、ルーファスが…。つーか本当に死にまくりだな今回！
そして妖精さん、とうとう体を取り戻しモーリア姫にクラスチェンジ！
どきまぎするカイン君が可愛すぎる。けどSLGパートはまだ妖精さんなのね。つーか姫つええ。
さて、姫が仲間になったところでカイン君、今まで相談に乗ってくれたお礼にプレゼントを考え中。かわいいなあ女の子にもの贈るの初めてかよかわいいなあ。
通りがかったトスカに相談するも、金と金目のものと酒と色気の欠片も無いものなのでアドバイスにならず。そういやガナッシュさんにもらって一番嬉しかったのなんですか？とナチュラルにカイン君がガナッシュさんとトスカの関係決め付けてて吹いた。トスカもしっかり動揺してるし。
…ああ、ここでガナッシュ仲間にいれておくべきだったなあ。なかなか可愛らしいエピソードが聞けてうひょひょひょ。
不器用であんまり気の回るタイプじゃないけどしっかり好きな人を見てる男と自立してる自覚があるから甘えられない女ってのは何の関係もなくてもこそばゆいですね！ああ絶対某さんこれ見たら悶えるな。
戦況に戻ってカイン君、天魔団ってどこの人たちー知らないよー？と頭に疑問符浮かべていると、思い当たる節のある二人がぎこちない態度。
それもそのはず、彼らは王家が内々に追放していた、生まれながらに強い魔力を有する人々。
王家が恐れるのは強い魔力によってオメガジーンを復活せしめんと画策すること。今でこそその追放は無意味だと知らされたが、平和なままであれば自分もきっと彼らを差別していただろうと漏らすモーリアに、カイン君はそんな人たちと戦わねばならないことに辛そうな表情。
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