結論:
これは良いパラレルですね^^ パラレルじゃなきゃ認めねえー。こんなのが正史になるなんて認めらんねえー。
なんつーかマジで真ルートの最終戦から結末にかけては本気で同人レベル。むしろノーマルのほうがちゃんと商業してるよ。
それまで娘が大変なときにだって復活しなかったあのふたりが、アカシックレコードに触れたヒトゲノムがいるってんで重い腰上げて復活して、結局アカシックレコード封印して第二の人生やり直すかーキャッキャウフフですよ?
なんか目的が摩り替わってないかって言うか、責任感が二人の頭から消失してないかって言うか、
目的を変更するんなら事前にそんなイベント出しておけやって言うか。
だから二人のラスボス戦時の戦う理由が不明瞭に感じるんだよ…。すんげー置いてけぼり感食らったもん…。
なんて言うか、そういう細かい心情を予想させるイベントがないとですね、ものすごく作りが雑に見えるんです。投げっぱなんです。「このカップル出しておけばファンも納得すんだろ」「この二人に幸せな結末与えてやるんだから感謝しろよお前ら」って言われてるような気分になるんです…。
ありがたがるかよあんな投げっぱなしで二人の葛藤も悲しみも苦労もないエンディング見せられて強引にハッピーエンドっぽくまとめやがって…。しかも平野絵全然ないし、金も手間もかける気ないの丸分かりじゃねーか。
ノーマルは全然ok。ちゃんと二人の足で冥界に帰ってきて、スノーたまが自分の居場所はジャドウさんの隣だから眠りに付き合うって宣言してるのは○。
真ルートは、冥界に帰ろうとする二人をぜっちゃんがでかい借りがあるからって言って引き止めたり、外部からの干渉で「…まあもうちょっとくらいなら…」となる展開なら許せたんですよ。けど実際にはジャドウさんが先導してスノーたまがそれに賛同してって言う、二人の中で冥界に帰る選択肢を破棄しているのがたまらなく違和感。もう何にも不安がないからねーってもんじゃねーだろうが。
二人とも、自分の立場や責任なんかに愚直な人だったから、今の時代自分たちは過去の亡霊になってるからそんな責任がないってわかっていても、勤めを果たした以上は自分のあるべき場所に戻っていくことこそが自分たちの勤めだと頑なに思って欲しいんですよ。
娘にも姫にも「いつでも会える」と思わないのがあの二人なんですよ。「会えるけど会っちゃいけない。会うもんじゃない」と思うもんであって。
二人っきりで現世でイチャつくことが決定しても全然感動しなかった理由はそれなんですよねー…。一枚絵が出ないと感動する気になれないくらいのテンションだったんだろうな、リアルタイムで真エンド見たときの自分も。
そりゃあさ、あのまま普通にぜっちゃん一行と居つく展開よりはマシっちゃマシですよ。けど二人っきりで歩む展開としてはこの「責任感じず義務も忘れ」バージョンはワーストかもしれん。菅野系キャラに洗脳されている的な意味で。
あーあと、ジャドウさんが責任や義務感に捕らわれているスノーたまを強引に連れて行く展開でも許せたかな。最後までスノーたまは引きずられ気味だけど、ジャドウさんはジャドウさんで唯我独尊ってるとある意味清々しい。けどアブソのジャドウさんは微妙にそういう突き抜けた部分もなくなって善人モードなのに責任感は持ってないってのが腑に落ちんのよなあ…。
とりあえずこれでIFスタッフによる邪雪流行は終わったものだと思いたい。
黒から混戦、これにかけて長かったけどもう邪雪ファンは引っ張らんでほしいナ!
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