200ターンでできる洗脳教育/
リディア「よし…あっ、がりー!」
アデル「え、ちょっと、本当!?」
スノー「ふふ、負けちゃったわねえ」
リディア「やっぱり気合いが違うと勝負も違うねー。
UN○にここまで熱くなれるのはちょっと疲れるけど」
アリア「いつもは負けてばかりいましたからね、ワタシたち…」
リディア「けど今回は違うからね!
ってわけで、スノーさん罰ゲームけってーい!」
スノー「はいはい、わかりました」くすくす
ゼレナ「え!?
なになに、なんかわるだくみー!?」
スノー「ゼレナには、関係のないことだからね?」にっこり
ゼレナ「…………ハーイ」
アデル「……あの子、あんなに大人しく他人の言うこと聞く子だった?」
ひそひそアリア「イサクさん以外には、自由な方ですよね…」
ひそひそリディア「…あれじゃない?
この前ゼレナ、スノーさんにレベル上げ手伝ってもらったらしいから、そのときになんか…」
ひそひそアデル「なんかって、何?」
ひそひそリディア「さー?」
アリア「…………」ふいっ
試験/
スノー「それで、わたしはどんなことをさせられるのかしら?」くすくす
リディア「えーと、うーんと…。
今ちょっと考えてるから、もうちょい待って!」
アデル「プライベートに干渉するようなことは、聞かないようにしなさいよ」
リディア「だいじょーぶだって!」
スノー「そうよね。
仮にも戦争で英雄を輩出した実績ある学園の生徒が、犯罪まがいのことや屈辱的なことを他者に命じるはずなんて、あるわけがないものね」
アデル「…………そ、そう、ですね!
そうよね、リディア!」
リディア「……え、あ、うん」
スノー「無理をしたら体調を崩すようなことも避けたいわねえ」
アデル「生クリーム一気飲みとかですか?」
アリア「それだったらワタシ、大丈夫ですよ?」
リディア(なに、あたし、今、ものすごい試されてる……?)
背徳の薄衣/
~翌日の食堂~
グェン「…………」じー
ファイルーザ「…………」じー
カルラ「…………」じー
リーザ「…………」じー
ナイヅ「…………」じー
スノー「………………」
ゼロス「んだよ、今日は随分おとなし……。
…………は?」
スノー「…あの、あまり、この格好には触れないようにしてもらえると…」
ゼロス「無理だろ」
アリア「あ、スノーさんおはようございます!」
アデル「ちょっと、やだ、本当に着ちゃってるんですか?
リディア!」
リディア「なんで怒るのよー。
約束普通に守ってくれてるだけだし、別にいいじゃない」
ゼロス「約束?」
リディア「カードゲームで勝ったから、罰ゲーム!
うちの学園の制服を着て一日普段通りに過ごすっていう…」
ゼロス「…どっかで見たことあると思ったら、それか」
スノー「…………」あう…
成人+ブルマの法則/
リディア「うーん。
自分で命じておきながら言うのは辛いけど……。
なんていうか、エロいね」
グェン「だよな!」ガタッ
ナイヅ「……うん、まあな」
ファイルーザ「スカートの丈も短いですしねえ」
イサク「全体的にきつそうですし…」
カルラ「ご本人が恥ずかしそうにしているので、より一層目立ちまする」
アリア「なんだか、どきどきしますね…」←恥ずかしさが感染してる
スノー「はっ、恥ずかしいですよ普通こんな格好…!」
アデル「すみません…。
けどそれ、あたしたち、過去に着てたんです…」
リーザ「アタシも普通に着てたけど、こうするとやらしく見えるんだから不思議よね…。
普段着のほうがよほど露出度高いのに…」
リディア「やー、けどこれ、体操着よりマシでしょ?
多分、シャレんなんないよ?」
ナイヅ がぼっ(吹いた)
グェン「そうなる時が来たら、是非呼んでくれ。
全力で協力する!」
ゼロス「んなもんどうやって協力すんだよ」
ジャドウ「否、全力で俺が阻止する!!」しゅばっ
スノー「やっ…!
なんで今日に限って昼近くまで寝てないんですかっ!」
ジャドウ「俺が貴様の羞恥時に駆けつけなくてどうする!」
ゼロス「どんな答えだよ」
最大最悪の敵=身内/
ジャドウ「フ…まさか俺の知らぬ間にそのような約束を交わしていたとはな…」
スノー「交流くらい、普通にしてもいいはずでしょう…」じりっ
ジャドウ「無論、その程度のことならば逐一目くじら立てる俺ではない。
貴様の勝手だ、好きにしろ」
スノー「好きにしますけど……。
なんですか、その目は…」
ジャドウ「気にするようなものか?
いざとなれば俺を制することすら可能なほどの力を持つ、貴様が。
神さえ制するのだから俺を圧することなど、貴様にとってはどれほど容易いものなのだろうな?」
スノー「話を逸らそうとしないでください」
ジャドウ「逸らす気はない」
スノー「でしたら……。
…はっきりと、あなたの言いたいことを言ってください。
いつまでも険悪な空気を纏ったままでいられれば、戦闘にも支障が出ます」
ジャドウ「………ほう。
ならば、言わせてもらうが」
スノー「……………」
ジャドウ「今すぐ閨に来い」
スノー「嫌です」
ジャドウ「よしわかった」
スノー「は?」
ジャドウ「そこの小娘」
リディア「え?
あ、あたし?」
ジャドウ「この際誰でもいい。
あれを売っている店を教えろ」
スノー「ちょっと待ってください!
なに勝手に購入しようとして…」
ジャドウ「このまま強引に貴様を部屋に運び込もうが、普段通り夜に持ち込もうが、すぐに使い物にならんだろうからな…」ふう…
スノー「服は使い捨てじゃないんですよ!?」
ジャドウ「ならば貴様は生臭い服を好んで着る趣味でもあるのか?」
スノー「ありませんっ!」
ゼロス「何の話だよ」
ナイヅ「…それより、朝の会話じゃないだろこんなの…」
個人的趣味≠萌え/
スノー「そんなにこんな格好が好きならどさくさ紛れにそういうものを事前に用意するなり何なり出来たと思いますけど!?
あなたは行動が突発的すぎるんです!!」
ジャドウ「抜かせ。
俺は今も昔も変わらず、そのような股を露わにした健全嗜好と児女めいた服装などに興味はない」
グェン「ん?」そうなのか?
ジャドウ「…だが、貴様が着るのであれば話は別!
似合うどうこう以前に、貴様が着衣を恥ずかしがっているからこそ!
貴様が必死になってスカートをずり下ろそうと、露出を減らそうとしている無駄な努力こそが!
やたら長い靴下の伸縮性に不安を持ってしまうが故に着用されたガーターベルトこそが!
俺の劣情を更に煽り立て、……!!」
…カッ!
(ラ・デルフェス)
黒歴史/
…しゅうううう…
グェン「……い、生きてるのか?」
アリア「あ、はい…。
息はあります…一応」
ナイヅ「どう見ても焼死体なんだが……」
スノー「あ、回復技は使わないであげてくださいね。
放っておいてもすぐ復活しますから」
アリア「……そうなんですか?」
スノー「ええ。
あの、それで、ゼロス……今日は、戦うんですか?」
ゼロス「まだ装備で色々足りてねえからな。
てめえの他に代わるような奴はいねえんだよ」
スノー「でも……」
むくっ
ジャドウ「何もそこまで恥ずかしがることはあるまい。
貴様も昔は現役で似たような格好(ブレザー)を……」
アリア「そうなんですか?」
スノー「あれとは全然違いますラ・デルフェス!
ラ・デルフェス!
ラ・デルフェス!」
とりあえず普段通りやってみたよ/
スノー「レイジングシュトルム!」
ごおぉぉおおおお…!
スノー「くっ……」←必死になってスカート押さえてる
グェン「…………」
ナイヅ「…………」
ジャドウ「…………」
グェン「……なあ」
ナイヅ「……うん?」
グェン「後ろの(ジャドウ)、嬉しそうだよな、多分」
ナイヅ「ああ……。
今は振り返れないけど、多分ものすごく嬉しそうな顔をしてる」
グェン「…………」
ナイヅ「…………」
間違った優しさ/
スノー「…………」(スカート)ぐいぐい
ジャドウ「そこまで引き伸ばそうとしたところで変わりはせん。
諦めろ」
スノー「気持ちの問題です…!
このスカート、軽すぎて不安なんですから……」
ジャドウ「重石が必要なのか」
スノー「付けれればの話ですけど」
ジャドウ「ならばこれを使え」
ぽいっ
スノー「?」がさごそ
ジャドウ「お前もそれには慣れているだろうが」
スノー「………。
お返しします」
ジャドウ「返す必要はあるまい」
ナイヅ「……なんだそrっ…!
しょ、触手……?」
にょろ~
ジャドウ「スカートの内側を固定するように接着させておけば、そう簡単に捲れるようなことはあるまい。
それよりもこいつをどこに挟み込むかが問題だが…」
ナイヅ「いや、その前にこれ、接着できるのか…?」
ジャドウ「俺の触手がそのようなこと、できんはずがなかろう」
スノー「ラ・デルフェス」
予想しとけよ/
アリア「ただいま帰りました」
グェン「うー、つっかれたー……」
シオラ「あ、おかえり」
アデル「あら、アリアたちだけ?
もっと他にいなかった?」
アリア「ゼロスさんとナイヅさんは合成所に行きました。
スノーさんたちは、街に着いたときにはもういなかったから、こちらに帰ってきたんだと思いますけど…」
アデル「そういえば、さっき二階見たとき、もう二人の部屋はドアが閉まってたわね…」
シオラ「いるかどうかは、晩ご飯のときにわかるんじゃない?」
アリア「そうですよね」
リディア「明日にならないと顔出さなかったりしてー」
アデル「そんなワケあるはずないでしょ」
~翌日~
アリア「…………」
シオラ「…………」
~翌々日~
アデル「…………」
ゼロス「おい、あいつらどこ行った?」
アデル「じ、自分で考えなさいよ…」
ゼロス「あ?」
~翌々々日~
アデル「……出て、こないわね」
アリア「出て、きませんねえ……」
後日談/
リーエ「アデルさん?
ちょっと、ちゃんと聞いてるの?」
アデル「……だから、酸欠にならなかったら、聞けますけど…」
リーエ「あらひどい。
私、そこまでマッチョじゃないわよ?」ぱっ
アデル「……それで、もう一度言ってくれます?」
リーエ「だからね、学園の女子体操着が軒並み盗まれてるのよ。
けどそれも、盗みと言っていいのかどうか微妙なところでね…」
アデル「どういう意味です?」
リーエ「犯行現場には必ずオリハルコンの結晶が代金のように残されてるの。
しかも、ロッカーに入れてある着用済み、なら犯人の動機は予想できるんだけど、未着用の新品ばかりを盗まれててね…。
学園生以外は購入できないようにしてるから、多分外部者の仕業なんだろうけど、どうやって入ってきたのか特に荒らされた痕跡もないし……。
最近になって急にそうなるだなんて、何かあったのかしら……」
アデル「さ、さあ……」
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